仏塔古寺仏塔古寺

仏塔古寺

第3番 補陀洛山 海住山寺

第3番 補陀洛山 海住山寺

宗派:真言宗智山派

本尊:十一面観音

開基:良弁

創立:735年

住所:京都府木津川市加茂町例幣海住山20

電話:0774-76-2256


ホームページ

http://www.kaijyusenji.jp/

仏塔古寺

 笠置の山峡が急にひらけて、木津川の流れもゆるやかになったあたり、甕に似た地形によって、瓶原と呼ばれたというこの地は、「みかの原わきて流るゝ泉川、いつみきとてか恋しかるらむ」との小倉百人一首に収められた兼輔の歌で、ひろく人々に知られております。

 現在の当山は、真言宗智山派に属し、一万坪の境内には、国宝の五重塔や重要文化財に指定された文殊堂をはじめ、山門、本堂、本坊、鐘楼、奥の院薬師堂、納骨堂、春日大明神、その他の伽藍が、八葉の峰につつまれて、真言の秘法を象徴し、山には古の信仰をしのばせるかずかずの石仏や、千年に垂れんとする大木が天を摩して、おのずから人の心を清めて静寂の堺にみちびいてくれます。又特に厄除寺として知られ、現世利益の根本道場でもあります。


寺宝・文化財

仏塔古寺

▼ 国宝
・五重塔・五重塔初層内陣扉絵
▼ 重要文化財
・文殊堂[鎌倉時代]・木造十一面観音菩薩立像
・木造十一面観音菩薩立像(奥ノ院)・木造四天王立像 持国天像
・木造四天王立像 増長天像・木造四天王立像 広目天像
・木造四天王立像 多聞天像・法華経曼荼羅図
・僧貞慶仏舎利安置状・僧貞慶海住山寺起請文
・海住山寺修正神名帳・僧覚真仏舎利安置状
・貞慶御筆跡安置状・海住山寺衆僧連署起請文
・僧覚真置文

関連リンク

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