仏塔古寺仏塔古寺

仏塔古寺

第9番 霊禅山 久米寺

第9番 霊禅山 久米寺

宗派:真言宗御室派

本尊:薬師如来

開基:久目皇子

創立:用明天皇の御宇

住所:奈良県橿原市久米町502

電話:0744-27-2470


仏塔古寺

聖徳太子の弟君が7歳のとき眼病を患われ、諸病悉く治す薬師如来に願をかけ、眼病が平癒されたので、自ら来目(くめ)皇子と称され、ここに金堂・講堂・鐘楼・経蔵・五重塔・大門等を造営されたという。

はなすおう・つつじ・あじさい、その他季節の花。

久米仙人の寺で、弘法大師空海はここで大日経を感得され、密教の妙義に接し、のち入唐して恵果和尚から密教を伝授され真言宗の開祖となる。

多宝塔は寛政年間に仁和寺から移築したもので、重文である。別に昔の大塔の土壇と十数個の礎石が残っている。

仏塔古寺